ずいぶん前に買っていてようやく登場のPORST Super Weitwinkel Auto 28mm F2.8です。
レンズ構成は不明で、最短撮影距離45cm、レンズ重量250g、絞り羽根枚数8枚、フィルタ径φ58mm、M⇔A絞り切り替えスイッチ付きの自動絞りの日本製レンズです。
フィルタ径φ58mmとは、けっこう大きな顔した広角レンズですね。^^
絞り切り替えスイッチはねじのような形をしていて、もしかしたらボディ側とつなげれるようになっていたのかもしれないですね。^^
ドイツ語で広角を意味するWeitwinkelにSuperをつけてわざわざ超広角と名乗っているのを見ると、なるほど昔は28mmってけっこうすごい画角として扱われてたんだ~、と感心してしまいました。^^
さて、PORSTは、ドイツのカメラの卸売り会社みたいなもので、自社ではカメラやレンズを生産せず殆んどOEMで製品をそろえて販売していた会社だそうで、PORSTブランドは富岡光学以外にもコシナやかシグマなどいろいろなレンズメーカーがOEM生産していたそうです。
では日本のどこのOEMかというと調べてみてもさっぱり分からず、このレンズ自体もなかなか検索にヒットせず、ようやく見つけたサイトでも「調べても良くわからない謎のレンズ」と紹介されている謎に満ちたレンズです。^^
まあ、謎のレンズながらデザインがとてもかっこ良いので一目ぼれしてしまい、3800円と手ごろな値段だしついつい買ってしまったのでした。(^^ゞ
まあ、真実は分からないにしても、遥か遠くのドイツの会社がわざわざOEMの依頼をするぐらいなんだから、きっと優れたメーカーが作ったものだと信じておこうと思っています。^^
絞り開放でいろいろ撮ってみました。^^
ハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/125、WB太陽光、ISO100、MF
ハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/250、WB太陽光、ISO100、MF
ハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/1000、AWB、ISO100、MF
ソフトフォーカスがかかったような写りですが、色は悪くないしとても滑らかな写りだし、昔の銀塩写真のような雰囲気がとても気に入っています。^^
あと、ボケは2線ボケの傾向があり、後ろによってはうるさいボケになるので要注意です。^^
F4に絞ると昔のレンズらしく柔らかさを残しつつちゃんとシャープに写るので、これもなかなか味のある良いレンズのようです。^^
ようやく見つけたサイトでこのレンズの色合いを褒めてあったので、いつか我が家の28mmF2.8のレンズたちと撮り比べしてみたいです。^^