YASHICA DSB 50mm F1.9
当時の定価12500円の1/3弱の3800円とお買い得なお値段で手に入れました。
プラナーは16000円、ディスタゴンは18000円だったので、それに比べてずいぶん安いけれど、デザインはこれが一番お気に入りです。
最短撮影距離50cm、レンズ構成4群6枚、絞り羽根枚数6枚、レンズ重量215g、最小絞りF16、フィルタ径φ52mmです。
調べてみると、Y/Cマウントの開放値F1.9のレンズにはこのDSBの他にML 50mm F1.9、ML 50mm F1.9cとあって、当初YASHICA/CONTAXのレンズシステム・ファミリにはほとんど記載されておらず、主にボディにバンドルの形で販売された物で、唯一DSB 50mmF1.9だけが80年代前半にカタログ・モデルだったそうです。
この中でDSBが一番古く、最も造りが贅沢でバレル端面が面取りされており、バレル端面が面取りされているのはY/Cマウントでもかなり初期型の物なんだそうです。
YASHICA銘のレンズはMLがマルチコートで、DSBがYASHINON DSから続くモノコート・レンズだそうです。
そういえば面取りのデザインが我が家のM42のトラヴェナーと何となく似てるな、と思って並べてみましたが、やっぱり違いますね。(^^ゞ
真ん中がトラヴェナーで一番右がM42のYASHINON DS-M 50mm F1.7ですが、同じヤシカのレンズでもフォントと左無限は同じでも絞りの数字の並べ方が違うんですね。
このレンズの開放で撮った写真を一枚。マニュアルモード、絞りF1.9、1/4000、WB太陽光、ISO100、MF
鮮やかで濃厚な色合いで、開放からシャープという感じではないですが柔らかな写り具合と滑らかなボケ具合がとても良い感じですね。
ただ50cmしか近寄れないのが少々物足りないですが、これもとても良さそうな写り具合なのでいろいろ風景とかも撮ってみたいです。(^-^)