意外とHARD OFFに掘り出し物のレンズがあったりすると、誰かのブログで読んだことがあります。
確かにそれはありそう。
昔、群馬のHARD OFFに寄ったとき、ソナス・ファーベルのアマトールという高価なスピーカーが格安で置いてあったことがあって、主人がとても驚いたことがあったんです。
なので、春日井市へ遊びに行くついでに、途中のHARD OFFへ寄ってみました。
カメラ・コーナーのショーウィンドウをのぞいてみると、ニコンやキヤノンなどのデジタルカメラの他に銀塩一眼レフ、2眼レフ、中判カメラまで置いてあります。
と言っても、あまり興味をそそられるものはありません。
ショーケースの下にジャンク品がごろりと無造作に入っている箱があったので引き出してみると、タクマーの望遠などがいろいろ。
さすがにカビだらけで大きなゴミが入ったレンズたちばかりだけど、その中にきらりと光り、心にピンと来たとてもきれいなPENTAXマウントのトキナーの100-300mmズームを見つけたのでした。
トキナーは以前から一度使ってみたいと思っていたので、どきどきです。
店員さんに袋から出してもらってレンズをのぞくと、カビはまったく見られず、埃がほんの少しあるけれど問題はない状態で、AFもばっちり作動し、なぜジャンクなのか不思議です。
撮影にも何の問題もなし♪
それと、AFの性能の良さに驚きました。
持っているSIGMAの300mmズームなんてAFで合わせようと思っても、うぃ~んうぃん、がしょーがしょー、ジャー、なんて感じでなかなかピントが合わず、しまいには、「えーい!私が自分で合わせた方が早いわ!!」、なんてことになるんです。
でも、これはピントを合わせたいところにストレスなくぴしっと一発で素早く合わせられるので、鳥とかの撮影に威力を発揮しそうです。
F5.6と暗いけれど、室内で使うことはないし、300mm望遠ならこんなものでしょう。
これは良いものを見つけたとさっそく購入し、大喜びでお店を後にしたのでした♪
助手席の主人が楽しそうに新しいレンズで遊び始め、あちこちをパシャパシャ。早く使いたいのに使えない運転手の私はちょっとくやしい気分です。
お昼はしなとらへ。
さすがに新しい望遠は店内で使えないので、これはPENTACON auto 50mm F1.8で撮影です。
たまには餃子
角煮ラーメン塩味
こちらはオリンパスのF.ZUIKO 50mm F1.8で撮影です。
しなとらラーメン同じ50mm F1.8で撮影したラーメン、どちらが美味しく見えるでしょう?
さて、これが幸運にも4000円と格安で手に入れたトキナーのズームです。
正式なレンズ名は、EMZ 130AF II 100-300mm F5.6-6.7だそうです。
希望小売価格35000円で、中古でだいたい11000円あたりで売られているものだそうで、う~ん、お買い得だったようですね♪
レンズ構成/8群10枚、絞り羽根枚数/8枚、最短撮影距離/1.7m(マクロ時1.5m)、マクロ最大倍率/1:4、ズーム方式/回転式だそうです。
それにしても300mmとなると、驚くほど長くなりますね。
トキナーで試し撮りです。
(写真をクリックすると、大きな画像を載せたページに飛びます。)
ハイパーマニュアルモード、絞りF5.6、1/100、WB太陽光、ISO100
ハイパーマニュアルモード、絞りF5.6、1/200、WB太陽光、ISO100、MF
とてもシャープな写りで、これも水彩画系のレンズみたいですね。
それと、望遠ズームながら背景のボケがとても美しいのにびっくりです。
あとで前玉にほんの少しコーティング剥がれがあるのを見つけたのですが、撮影にはまったく影響がないようで、また楽しみなレンズが手に入ったと大満足しています。(^-^)