Vivitar AUTO WIDE-ANGLE 35mm F2.8
レンズ構成は調べても分かりませんでしたが、最短撮影距離40cm、絞り羽根枚数8枚、レンズ重量230g、最小絞りF16、フィルタ径φ52mmです。
これを買った理由はずばりこの面白いボケ玉の形です。F4~F5.6辺りに絞るとこんなボケ玉が出来るんです。
ダビデの星型ボケ玉が出来るロシア製レンズのインダスターほどではないですが、これの手裏剣のような面白いボケ玉にビビッと来て、即購入決定です♪
"Vivitar"は、アメリカ・カリフォルニア州に本拠を置く総合写真機材ディーラーで、1938年、2人のドイツ系移民によって設立され、その特徴は、ほとんどの商品をOEM調達するファブレス経営にあり、自社生産をせず、OEM調達した商品に自社ブランドを付けて販売するというビジネスを長い間続けてきたそうです。
Vivitar 35mm F2.8には、同じスペックのレンズが少なくとも3種類あり、それぞれトキナー製、コミネ製、キノ精密製とメーカーが異なり、鏡筒デザインもかなり違っているそうです。
Vivitarレンズは、22-キノ精密、28-コミネ、37-トキナーというようにシリアル番号の最初の二桁が製造元を表していることは有名だそうで、私が手に入れたシリアル番号は37で始まっているのでトキナー製のようです。
Vivitarでいろいろ撮ってみました。
(写真をクリックすると、大きな画像を載せたページに飛びます。)
絞り開放で撮ってみました。ハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/400、WB太陽光、ISO100、MF
なんだかソフトフォーカスがかかったような甘い写りですね~。(^^;ゞ
でも、絞りF4からはっきりとした写りになって来て、F5.6でしっかりとした写りになります。ハイパーマニュアルモード、絞りF5.6、1/200、WB太陽光、ISO100、MF
なかなか悪くない色合いだけど、ちょっとぺたっとしたボケ具合なので、背景は選んだほうが良さそうですね。
いつものようにISO1600で撮ってみました。ハイパーマニュアルモード、絞りF4、1/60、AWB、ISO1600、MF
ISO1600の粗さが目立ちますね。あんまり感度を上げずに写したほうが良いみたいです。
ISOを下げてみました。ハイパーマニュアルモード、絞りF4、1/13、AWB、ISO400、MF
ISOを下げれば、ちゃんと夜でもきれいに写ります。固いものもちゃんと固そうに写ってますし、私もばっちり写ってしまってます。(^^ゞ
もう少しお花の写真を。ハイパーマニュアルモード、絞りF5.6、1/400、WB太陽光、ISO100、MF
ハイパーマニュアルモード、絞りF5.6、1/1250、WB太陽光、ISO100、MF
白色も黄色もなかなか澄んだ写りで、ビビッと来るほどではないけれど、安いながらなかなかちゃんと写るレンズのようです。(^-^)