またまた、レンズご紹介です。^^
ずっとずっと欲しくてようやく手に入れたsmc PENTAX-M 50mm F1.4です。^^
レンズ構成6群7枚、最短撮影距離45cm、絞り羽根枚数8枚、レンズ重量238g、最小絞りF22、フィルタ径φ49mmです。
1976年に発売されたME・MXと共に登場した新設計の標準レンズで、光学系自体はKシリーズのと同じ(SMC-Takumarから同じ)という事なのですが、Mシリーズボディに合わせて鏡筒を一回り小さく作り直してあるそうです。
ちなみに、小型軽量化を得意とするPENTAXの最初の試みがMXとMEの小型化とMシリーズレンズの小型化とされ、洗練されたデザインと厳選された機能が根強い人気の機種で、MXより1カ月遅れで発売されたMEがAE専用なのに対し、MXは露出計LEDのオーバー/アンダーを目安に撮影者がシャッター速度/絞りを選択するフルマニュアル仕様になっているそうです。
ところで、このレンズには少しだけデザイン違いが存在するようで、私が手に入れたシリアルNo.2329359のものには"LENS MADE IN JAPAN"の表示がなく、以前見せていただいたこれより後のシリアルナンバーのものにはちゃんと表示されていました。
調べてみても理由はよく分かりませんでしたが、トップカメラの店員さんによると、どうも中身は変わらないようで、その当時は特に厳しく生産国の表示が義務付けられていなかったし、時期によっては海外で生産されていたりいろいろ生産地が変更されていたので、それでデザイン違いが存在するんじゃないかってことでした。
smc PENTAX-M 28mm F2.8には初期型と設計変更した後期型が存在して、後期型はあんまり写りが良くないそうだけど、50mm F1.4は中身が変わっていなくてほっと一安心です。^^
さて、ちょっとだけ季節が過ぎてしまいましたが、名古屋駅のクリスマスイルミネーションの写真でこのレンズの写りをご紹介です。^^

ハイパーマニュアルモード、絞りF4、1/40、AWB、ISO100、MF

ハイパーマニュアルモード、絞りF1.4、1/80、AWB、ISO100、MF

ハイパーマニュアルモード、絞りF1.4、1/80、AWB、ISO100、MF

ハイパーマニュアルモード、絞りF1.4、1/160、AWB、ISO100、MF
さすが、艶やかで滑らかな質感と深みのある色合いと、柔らかで優しい写り、それとすーっと溶けてゆくボケ味がとても素敵ですね。(*^^*)
ペンタックスの50mm F1.4は、スーパータクマー時代から本当に良いレンズが揃っていますね。まだ持っていない50mm F1.4たちも、いつか手に入れて撮り比べてみたいです。^^