先日買ったアルトゥール・ルービンシュタインのピアノコンチェルトがお気に入りでよく聞いています。ACCURA DIAMATIC 35mm F2.8
収録曲は、
ロベルト・シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 シカゴ交響楽団
エドヴァルド・グリーグ ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
アルフレッド・ウォーレンステイン指揮 RCAビクター交響楽団
フレデリック・ショパン アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
アルフレッド・ウォーレンステイン指揮 シンフォニー・オブ・ジ・エアー
グリーグのピアノ協奏曲が大好きなのでこのCDを買ったのですが、最初のシューマンの演奏から素晴らしい演奏を聴かせてくれる大満足のCDでした。
シューマンでは、端正なタッチで丁寧に紡がれてゆくピアノの音が深く美しく響き、そしてバックのオーケストラと溶け合い響きあい素晴らしく美しいハーモニーが繰り広げられてゆきます。
グリーグでは、曲の始まりのところがリヒテルのグリーグを聴きなれた私にはちょっとテンポがゆっくりだな、と感じられるけれど、音の深みと美しさはさすがルービンシュタインで、このテンポでのグリーグもまた素晴らしいと思わせてくれるのです。
そして第一楽章後半の情熱的な演奏がまた素晴らしく、鮮やかで流れるようなタッチに息を呑むほどです。
グリーグのこの曲では第一楽章が一番大好きですね。
ショパンは第一楽章も静かなピアノの響きが美しい曲でとても良いけれど、第二楽章のカデンツァの美しく華やかで流麗なピアノの響きがとても素晴らしくてお気に入りです。
いろんなピアニストの演奏を聴いてきたけれど、今のところルービンシュタインとリヒテルが一番ですね。(^-^)
ルービンシュタインのシューマンがとても素晴らしかったので、今度はリヒテル演奏のも探して聴いてみたいです。