今日は久しぶりのレンズ紹介を。^^v
我が家の3個目のヤシカのM42マウントレンズ、YASHICA AUTO YASHINON-DX 50mm F1.7です。^^
以前、Xylocopalさんのブログで銀色デザインの
AUTO YASHINON-DX 50mm F1.7のお話を見て以来ずっと欲しかったレンズなんです。^^
私が見つけ出したのは欲しかった銀色デザインのではないですが、でもレンズは見つけたら即確保が基本だし、これはこれで持っているのも楽しいだろうし、銀色デザインを見つけたらまた買えばいいかなって買ってしまいました。^^v
同じスペックのレンズが家にごろごろしているのに、面白そうだと思うとすぐに手を出してしまう私ってかなり重症ですね。でも、50mm辺りの焦点距離って大好きだし、いろんなレンズが手元にあると楽しいんだもん♪(*^^*)
レンズ構成5群6枚、最短撮影距離50cm、レンズ重量220g、絞り羽根枚数6枚、最小絞りF16、フィルタ径φ52mmで、我が家にある
DS 50mm F1.7と
DS-M 50mm F1.7とほぼ同じ仕様だけど、DX 50mm F1.7にはM⇔A絞り切り替えスイッチが付いています。
DS 50mm F1.7と同じ1960年代末~1970年代初頭に製造された富岡製らしきレンズだそうで、DS 50mm F1.7より人気があったそうです。
仕様はだいたい同じだけど、デザインはそれぞれ違います。どのレンズも、とても渋くてかっこ良いですね。(*^^*)
YASHICA AUTO YASHINON-DX 50mm F1.7
距離目盛の数字が黄色で、銘板の文字は白色です。
YASHICA AUTO YASHINON-DS 50mm F1.7
距離目盛の数字は萌黄色で、銘板の文字はDXと同じく白色だけです。
YASHICA AUTO YASHINON DS-M 50mm F1.7
距離目盛の数字はオレンジ色で、銘板の文字はDS-Mだけ緑色になっています。
あと、DXはF2の表示がちゃんとあるけれど、DSとDS-Mは省略されています。^^
さて、このレンズは無限遠にすると後玉がこんなに出っ張ります。
だいたい5mmほど出っ張るようですが、K10Dでは問題なく使えるようです。(^^ゞ
さて、このレンズでいろいろ撮ってみました。写真をクリックすると、大きな画像が表示されます。^^
パープルフリンジはしっかり出ます。^^
ハイパーマニュアルモード、絞りF1.7、1/2000、WB太陽光、ISO100、MF
絞り開放からしっかりとした写りで、ボケ足はとても滑らかで、少しハードエッジのボケ玉が見られるようです。^^
絞りF2.8ではボケ玉の形は丸いままです。ヤシノンのこの丸いボケ玉、とっても美しいですね。^^
絞りF4からボケ玉に絞り羽根の形が現れ、写りもけっこうシャープになるみたいです。^^
どの絞りでも、ボケ足や質感がとても滑らかで素敵ですね。^^
もう少し、このレンズの写真を。^^
ハイパーマニュアルモード、絞りF4、1/25、WB太陽光、ISO100、MF、Photoshop Elementにてレベル補正
ハイパーマニュアルモード、絞りF1.7、1/25、WB太陽光、ISO100、MF、Photoshop Elementにてレベル補正
なかなか立体感もあるし、開放からしっかりとした写りで色乗りも良くてボケ足滑らかでとても良いレンズですね。やっぱり、買って正解でした♪(*^^*)
ちょっと撮り比べをしてみました。全てハイパーマニュアルモード、絞り開放、1/20、WB昼白色蛍光灯、ISO100、三脚を使用して撮影しました。写真をクリックすると、大きな画像が表示されます。^^
YASHICA AUTO YASHINON-DX 50mm F1.7
YASHICA AUTO YASHINON-DS 50mm F1.7
YASHICA AUTO YASHINON DS-M 50mm F1.7
こうして比べてみると、DXは寒色系なんですね。実際に見ている色合いに近いのはマルチコートタイプのDS-Mですが、我が家一番のアトムレンズのDSも色乗り深くて良い写りですね。^^
パープルフリンジはどれも出ていて、玉ボケも皆おんなじハードエッジな玉ボケが見られ、色合い以外はそんなに変わりはないようですね。^^
ピントの山が一番つかみにくかったのはDSでした。(^^ゞ
参考までに、各レンズのヒストグラムを。^^
YASHICA AUTO YASHINON-DX 50mm F1.7
YASHICA AUTO YASHINON-DS 50mm F1.7
YASHICA AUTO YASHINON DS-M 50mm F1.7
ヒストグラムを見ても、そんなに違いはないようですね。^^
写りはそんなに違わないけれど、洋服を着こなすようにその日の気分に合ったデザインのレンズを気ままに選ぶと楽しそうですね。^^v